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ペットと飼い主がどちらも快適に暮らすためには、双方の視点からインテリアを考える必要があります。
今回は、ペットを飼っている方向けにインテリアとペットを上手に共存させるためのアイデアや具体的なアイテムをご紹介します。
衛生面や機能性を備えたペット用家具の選び方から、効果的なインテリアへの取り入れ方まで、詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
ペットと暮らすインテリアのススメ
ペットを飼っている方にとって、可愛いペットたちが快適に暮らしているかどうか気になるところでしょう。
人間のことだけを考えたコーディネートではストレスを与えてしまうかもしれませんし、かといってペット用の設備ばかりにスペースを割くわけにもいかない。どうしても家具やインテリアに関して悩むことがありますよね。
そこで、この記事では「ペットと暮らすインテリア」についてご紹介します。
ペットにとって快適な空間を作るポイント
ペットと暮らすインテリアを考える際には、以下のポイントに注意してみましょう。
- 安全性を優先:ペットが怪我をする可能性があるデザインや素材は避け、安全な家具を選びましょう。
- ペットの行動パターンに合わせる:ペットが好む場所や行動パターンに合わせて、家具やインテリアを選びましょう。
- 清潔さを保つ:ペットを飼っていると、毛や抜け毛、汚れが気になります。掃除がしやすい素材やデザインの家具を選ぶことで、清潔な空間を保つことができます。
- ペットの動線を考慮:ペットが自由に移動できるように、家具の配置や間取りに工夫をしましょう。
おしゃれで機能的なペット用家具の紹介
では、ポイントとして挙げた点を実現するためにどういったアイテムがあるのか具体的な例をご紹介します。
猫用の段ボール爪とぎ
ねこちゃんにとって爪とぎはとても大切な行為で、飼い主を悩ます代表的な行動パターンでもあります。そこでおすすめしたいのが段ボール爪とぎです。
体格より大きい物を選べば、お昼寝する時のベッドや遊び場としても機能します。猫の特徴として狭い場所が好きですので、爪とぎの中に入れるタイプも喜ばれるでしょう。
様々な形状やデザインがあるためインテリアコーディネートに合わせて選ぶことができます。木目調などシックなデザインはどのようなお部屋にも馴染みやすく、室内のアクセントに使いたいのであればカラフルでポップなものを選ぶとよいでしょう。
ねこちゃんのお気に入りの場所や爪とぎされてしまう場所の近くに置きましょう。爪とぎ場所がいくつもある場合は、爪とぎも複数置いておくと効果的です。
シック&ナチュラルなネコ用爪とぎ
2023年9月10日発売ねこのきもち【10月号】に掲載いただきました!
木目をベースとした落ち着いたデザインで、インテリアの一部として取り入れることができます。形状も一般的なものから中に入れるタイプまでラインナップしています。
植物由来の接着剤を使用していますので口に入っても安心です。また、耐久性のある高密度ダンボールで作られているため破片が出にくくなっています。
カラフル&ポップなネコ用爪とぎ
2023年9月10日発売ねこのきもち【10月号】に掲載いただきました!
ケーキ・クレープ・チーズ・クリームソーダをデザインした色鮮やかで可愛らしいデザインです。
こちらも、植物由来の接着剤を使用していますので口に入っても安心です。また、耐久性のある高密度ダンボールで作られているため破片だ出にくくなっています。
小型ペット用テント・ハンモック
小型犬・猫用 室内テント
室内に置ける小型動物向けのテントです。
狭いところが好きなねこちゃんには隠れ家として、わんちゃんには犬小屋としてお使いいただけます。
工具を使わずに組み立てることができ、約2kgと軽量なため女性やお子様でも扱いやすくなっています。
小型犬・猫用 室内ハンモック
お昼寝が大好きなペットたちの寛ぎスペースとして、ふわふわした寝心地のペットハンモックです。
約1kgと軽量なため、お掃除の際に移動させるのも容易です。組み立ても簡単で、必要な工具も付属しています。
ペットソファ
動物たちにもリラックスできるソファを用意してあげるのはいかがでしょうか。私たちが座るソファと似たデザインを選べば、部屋全体のコーディネートを揃えることができます。
小型動物用のサイズが多いですが、幅50cm以上のものであれば柴犬など中型犬でも使うことができます。
フードボウル
木製の台が付いたお洒落な餌皿です。ほどよい高さがあるため、床に食器を置くよりも楽に食事をすることができます。
美味しそうに食べている表情も見えやすいという利点もありオススメです。
ケージ
金属製のペットケージ(柵)は冷たいイメージが……と思っている方にお勧めなのが、木製のペットケージです。
天然木のタモ材で作られたナチュラルな風合いは、優しい温かみがありリビングに置いても馴染みます。
M・L・LLの3サイズ展開ですので、設置するスペースに合わせた大きさを選ぶことができます。
このケージを取り入れたインテリアコーディネート例も、ぜひご覧ください。
以上、おしゃれで機能的なペット用家具の紹介でした。ペットと暮らす上で、家具選びは大切なポイントです。ペットの快適さとお部屋のインテリア性を両立させながら、より素敵な暮らしを実現してください。
ペットと快適に過ごすための家具選び
ここまでペットが使うアイテムを紹介してきましたが、次は我々が使うインテリアをご紹介します。ペットと暮らす上で役立つ家具はどういったものかを見ていきましょう。
ソファやベッドの選び方
人間にとって快適なソファやベッドは動物たちも大好きな場所ですが、一緒に使うとなると破損や汚れが気になるところでもあります。以下のポイントを参考に、ペットにとっても飼い主にとっても快適な家具を選びましょう。
耐久性のある素材を選ぶ
動物を飼っていると、ねこちゃんの爪とぎやわんちゃんの噛みつきでソファがボロボロになってしまうものです。布製の記事が使われている場合は、毛が付いてしまいお掃除も大変です。本革のレザーソファだと傷や汚れが残ってしまうため、ペットとの生活には向いていません。
ペットがいるご家庭にオススメのソファは、PVC素材(合成皮革、フェイクレザーなどと呼ばれます)で作られたものになります。
PVCは耐久性が高いため、引っ掻きや噛み付きの跡が残りづらい素材です。撥水性もあるため毛や汚れが付きにくく、サッと吹くだけで簡単にお掃除ができます。本革製品よりも安価なため、破損したら気軽に買い換えられるのもメリットです。
衛生面なら脚付きタイプを選ぶ
大切な家族であるペットには清潔な環境で健康に成長してもらいたいものですが、小さな動物は人間の手が届かない隙間にも入れてしまいます。掃除の行き届かない場所は埃や毛などが溜まっているため衛生的ではありません。
脚付きタイプの家具は床下の掃除もしやすいのでオススメです。ある程度の高さがあればロボット掃除機も通ることができますので、お掃除が楽になります。
掃除のしやすさを優先するのであれば、テレビ台は直置きよりも脚付き、ベッドも下が空間になっているタイプがよいでしょう。
安全性を考慮した家具の配置
ペットとの生活では、安全性も考慮して家具を配置することが重要です。以下のポイントに気をつけましょう。
- 滑り止めの対策: ペットが走り回ることが多い場合は、フローリングや滑りやすい床に滑り止めのマットを敷くと安全です。転倒やケガの予防に役立ちます。
- 危険物の配置: 食器棚や棚の上に危険な物品を置かないようにしましょう。猫の場合は高い場所に登ることがありますので、落下しないように注意が必要です。
- 地震の対策: 背の高い家具は地震で倒れることがあります。動物たちが怪我をしないためにも転倒防止用の突っ張り棒を取り付けておきましょう。
ペットを意識した家具の配置
ペットと暮らす上で、インテリアとの調和を図ることは重要です。ペットが快適に過ごせる環境を作りながら、おしゃれなインテリアを楽しむことができます。以下に、インテリアとペットを両立させるためのアイデアをご紹介します。
ペットの動きも考えた家具の配置
ペットが自由に動き回れるスペースを確保するために、家具の配置にも工夫が必要です。
ペットが狭いところに挟まって動けなくならないように、配置を考える際はペットが入れないように工夫するか、入っても身動きできる余裕を持たせましょう。
また、ペットがよく居るお気に入りの場所にはペット用のクッションやベッドを置くことで、快適な休息スペースを提供することができます。
集合住宅なら近隣への気遣いも大切
ペットが動けるスペースを確保するのはよいのですが、マンションなど集合住宅の場合、元気に駆け回る足音が近隣の住居に響いてしまうことがあります。騒音問題はトラブルに繋がりかねないため、充分な注意が必要です。
厚みがあるラグは、衝撃を吸収してくれるため防音性があります。動物がよく動く場所に敷いておくと効果的です。
臭いや汚れ対策
ペットと暮らす際に気になる部屋の臭いや汚れにも注意が必要です。定期的な掃除や換気を行い、消臭スプレーなどを使用することで、臭いの軽減ができます。
いつも汚れてしまう場所には、洗濯できるラグやマットを敷いておけばお手入れが楽なだけでなく見た目のオシャレも楽しむことができます。
ペット用家具は絆を深めるためのツール
ペットと共に快適に暮らすためには、ペットの視点に立って家具やインテリアを検討することが大切です。
安全性と清潔さを重視しつつ、ペットの行動パターンにあわせたおしゃれで機能的なペット用家具を選ぶことで、ペットの健康も保ちやすくなります。
日常のお世話を楽しみながら、遊び時間を作ったりコミュニケーションを大切にしていくことで、飼い主とペットの絆をより深めることができるでしょう。
ペットと心地よい空間を作り、共に過ごす時間を大切にすることで、より豊かな生活が送れるはずです。
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