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ソファといえば、洋風の広々としたリビングルームをイメージする方も多いと思いますが、畳の和室や一人暮らしのワンルームにも合うソファもあります。
脚が無く座高が低いローソファ(フロアソファ)は視覚的に部屋を広く見せる効果があり、また、床での生活に慣れた日本人の住居環境にフィットするソファでもあります。
今回は、ローソファのメリットについてのお話です。おしゃれなデザインのローソファもありますので、今後のソファ選びの幅を広げる参考になれば幸いです。
ローソファのメリットと魅力
座面が低いことが特徴のローソファーは、通常のソファと比べてどのようなメリットがあるのかご紹介します。
空間の広さを引き立てる効果
普通のソファはそれなりに高さがあるため、視覚的な圧迫感が強くなります。ローソファーの低さは存在感が抑えられ、圧迫感が軽減されます。
特に、ワンルームや1Kといった一人暮らしサイズの部屋では効果が大きく、同じ部屋でも普通のソファとローソファを置き替えるだけで、空間の広さを演出することができます。
座った時にも天井までの距離が高く感じられるため、実際の間取りよりも広々とした印象を感じることができます。
狭い部屋でも置きやすいサイズ感
ローソファーは1~2人掛けのサイズが多いため、日本の限られた居住スペースでも大抵の場合は設置することができます。
ローソファはファブリック(布地)を使用したニュートラルな雰囲気の製品が多いので、どのようなインテリアコーディネートにも馴染ませやすいアイテムといえます。
また、座椅子に近いデザイン(フロアソファと呼ばれることもあります)のタイプは軽量なものも多いので、1人暮らしの方でもそれほど移動には困らないでしょう。
転落の危険が少ない安全性
座面が低いということは、転落で怪我をする危険性も少なくなります。
小さなお子様やご年配の方、ペットがいるご家庭では、通常のソファよりも安心して使用することができるでしょう。
座面に置いたものが落下する可能性も少ないので、子供部屋など不慮のアクシデントが起こりやすい場所でも使いやすいといえます。
日本人の寛ぎと相性が良い
日本では「畳」の文化が根付いており、床に近い生活のスタイルが好まれています。
ローソファは床に近い構造なので、脚を伸ばして座ったり寝転んだりしてリラックスすることができるため、日本人の感覚に合った使い方ができます。
日本人に馴染み深い座椅子に近いサイズやデザインであれば、和室でも違和感なく使えるでしょう。
座面が低いことで「こたつ」と合わせることもできる点は、日本人には大きな魅力でしょう。
ローソファを取り入れる際の注意点
ローソファは大きく分けて2種類あります。それぞれメリットとデメリットがありますので、買った後に後悔しないよう購入する前に特徴を理解しておきましょう。
脚の付け外しができるタイプ
通常のソファの脚を取り外してローソファとしても使えるタイプです。
メリットとしては、お部屋のコーディネートの変化に合わせて脚付きソファとして使うかローソファとして使うかを選択できることです。設置する場所が変わったり模様替えをした際に、買い換えることなく使い続けることができます。
また、通常のソファと同じリッチな座り心地を体感できるのも利点です。
ただし、設置に必要なスペースは通常のソファと同じため、ワンルームや家具の多い部屋では置けない場合もあります。事前にソファのサイズを確認し、置きたい場所に入るかどうかチェックしてから購入しましょう。
座椅子タイプ
座椅子に似た形状のローソファです。
メリットとしては、サイズがコンパクトなためお使いの座椅子をそのまま置き換えることができ、座椅子よりも座り心地をアップグレードすることができます。こたつと合わせて使いたい場合は、サイズ的にこのタイプを選ぶとよいでしょう。
このタイプの場合、多くの製品では座面にウレタン素材が使われています。ウレタンは使ってるうちにヘタリや潰れが生じるため、それほど長持ちしないことがデメリットになりますが、ウレタン製は比較的価格が安いこともあり、気軽に買い換えやすいところがメリットともいえます。
おしゃれなデザインのローソファー
ローソファというと座椅子のような見た目を想像するかもしれませんが、もっとスタイリッシュでおしゃれなデザインも多くあります。リビングルームやダイニングルーム、寝室など使いたい場所に合わせたタイプを選びましょう。
ファブリック素材のベーシックなローソファ
ソファー 2P コンパクト/デイジーファブリック【DAISY-fabric】
温かみのあるファブリック(布製の生地)素材を使用した肌触りの良いソファです。ソファとしてベーシックな形状をしているため、お部屋に取り入れやすいデザイン。ベージュ・ネイビーといった他のインテリアを合わせやすいカラーバリエーションも嬉しいポイントです。
脚を取り付ければ通常のソファになるので、必要に応じて使い方を変えることができます。買った後で用途を変えられるのは大きなメリットといえます。
レザー調のモダンなローソファ
ソファ 2P レザー調のコンパクトソファ/デイジー【DAISY】
上で紹介しているデイジーファブリックのフェイクレザー(PVC)版。デザインや機能性は同じですが、カラーバリエーションがホワイトとブラックの2色展開。レザー調の質感とモノトーンのカラーリングが相まって、ファブリック版よりも引き締まった印象になっています。
PVC素材のメリットとしては、水分や汚れが染み込みにくいためサッと拭くだけでお掃除ができます。
個性的なデザインのクラシカルソファ
ソファ クラシックスタイル レザー 【Baron】バロン 2P 単品
フェイクレザー(PVC)を使用したクラシカルな雰囲気のソファです。脚を取り外せばローソファとしてお使いいただけます。ガーリーなデザインのため、女性に人気の高いソファです。
2人掛けソファとしてはコンパクトですので、1人暮らしのお部屋でも取り入れやすいサイズ感です。
座り心地を追求したローソファ
フロアソファ ハイバック 1P パーティー【Party】
座面にポケットコイルを内蔵することで、本格的なソファにも劣らない座り心地のローソファです。ブラウンとベージュの使いやすい2色展開です。
ポケットコイルは、マットレスやソファに使われるスプリングです。体重を分散して体を支えてくれるため、長時間の使用でも腰への負担や疲れを軽減してくれます。金属であるため、ウレタンよりも耐久性が高く、長持ちしやすいというのも利点もあります。
座椅子より一回り大きなサイズになりますが、ローテーブルやこたつでも使えるサイズ感のため、今使っている座椅子をそのまま置き換えることができます。
背もたれはハイバック仕様なので背中全体を預けることができ、リクライニングで好みの角度に変更することもできます。
座り心地にこだわりたい、長く活用したい、という方にお勧めのローソファです。
機能性のあるフロアソファ
3way ソファベッド エリス【Ellis】
座椅子に近いコンパクトなサイズと形状ながら、足を伸ばして座るカウチスタイルや簡易的なベッドとしても使える3way仕様です。その日の気分で座り方を変えたり、急な来客時のベッドなど、一台あると便利なアイテムです。
こたつの中で足を伸ばしたい場合に最適のローソファです。
1人掛けと2人掛けの2サイズ、ベージュとグレーの2色展開と使いやすいバリエーションが揃っています。
ローソファは日本の住環境で使いやすい
ローソファーは、スペースが限られた部屋を広く感じさせることができ、こたつと合わせることもできるなど、日本の住宅で使いやすいソファです。
座椅子から想像するイメージよりもおしゃれなデザインがあるので、インテリアコーディネートの一部としてローソファを取り入れることができます。
自分のスタイルやお部屋の雰囲気に合わせて、ぴったりのローソファーを選びましょう。
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