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そろそろ来年の新生活に向けて次の住居や家具が気になり始める季節です。
次の生活ではソファとベッドを両方使いたいけれど、狭い一人暮らしの部屋だからと諦めていませんか?
賢くスペースを活用できる家具を活用すれば実現できます!
今回は、限られた空間でソファとベッドを両立させる方法や、コンパクトなベッドやソファの選び方、機能的なソファベッドの紹介など、一人暮らしの空間づくりに役立つ情報を解説しています。
狭い部屋にソファとベッドを両立させる方法
ワンルームのような一人暮らしサイズの間取りでソファとベッドを両立させるには、限られたスペースをうまく活用するための工夫が必要です。そのための家具の選び方をいくつかご紹介します。
ソファベッドを活用する
ソファベッドは、日中はソファとして、夜はベッドとして利用できる便利なアイテムです。
1台で2役をこなすためベッドの設置スペースだけで済み、限られたスペースを有効に使うことができます。
メリット
必要なのはベッドを置くスペースだけなので、狭い部屋のスペース節約にとても向いています。
また、ベッドとソファを両方買うより安くなるケースが多いです。
デメリット
寝心地や座り心地に関しては、単体のベッドやソファの方が良くなります。
家にいる時間のほとんどをソファベッドの上で過ごすことになるため、マットレスの傷みも早くなります。耐久性を求める場合は、単体の製品を選びましょう。
コンパクトな家具を選ぶ
狭い部屋では、家具のサイズ選びがとても重要です。大きなソファやベッドは場所を取るだけでなく、視覚的な圧迫感も生むため、コンパクトなデザインの家具を選ぶことをおすすめします。
サイズの小さいショートベッド
部屋の中で最も場所を取る家具がベッドです。コンパクトサイズのショートベッドならベッドが占有するスペースを節約できるため、狭い部屋でソファと一緒に使いたい場合はとても有効なアイテムです。
メリット
シングルサイズは、一般的なベッドより長さが15cmほど短いため省スペース。短いといっても、身長175cm以下の方であれば問題なく寝られるサイズです。セミシングルサイズであれば、シングルサイズよりも更に横幅が7cm短く、より一層コンパクトになります。
引き出し付きのタイプであれば、タンスやチェストといった収納家具を減らすことで、更にスペースの節約に貢献できます。
デメリット
身長が175cm以上の場合は、寝返りした際に身体がはみ出てしまうことがあるため快適な睡眠ができない可能性があります。
シングルサイズ
セミシングルサイズ
自分用の1人掛けソファ
一人暮らしでもソファの快適な座り心地は譲れない!という場合、最適なアイテムはコンパクトな1人掛けソファです。
メリット
ソファのリッチな座り心地はそのままに一人分のサイズしか使わないため、限られたスペースを最大限に生かしながら、居心地の良いリラックス場所を作ることができます。
サイズが小さい分、大きめのソファよりも安いため、手頃な値段で購入できることも嬉しいポイントです。
1人掛けサイズは比較的軽量のため一人でも動かせるため、掃除や模様替えでの移動がしやすい点もメリットです。男性であれば、引っ越しや不要になった際の運び出しも自分で行うことができるでしょう。
ファブリック素材の可愛い色合いはお部屋に明るい雰囲気をプラス。肘掛けありのタイプは包まれる安心感があるので、くつろぎ空間にぴったりです。
座椅子タイプなら更に省スペース。座椅子タイプでも、スプリング内蔵型の製品は座面の厚みもしっかりあるので、ソファに負けない抜群の座り心地です。
デメリット
カップルで過ごす時間が多い、猫や犬などペットを飼っている、という場合だと1人用のソファでは座る場所に困ることがあります。そういったケースでは、他の家具のスペースを削ってソファでも2人掛けにした方がいいかもしれません。
たまに友人が来るなど、時々来客が見込まれる場合は、普段はコンパクトに収納できる折りたたみチェアなどを用意しておくとよいでしょう。
ロフトベッドの導入
ロフトベッドはベッドの位置が高く、大きく空いたベッド下のスペースにソファやデスクを設置することができます。
メリット
部屋を立体的に使うことで実質的に床面積を広げることができる点が魅力で、ベッド下の空間を自由に使えることが最大のメリットです。机やタンスなど場所を取る大きな家具をベッド下に配置すれば、狭い部屋でもソファを置くスペースを作りやすくなります。
デメリット
見落としがちですが、エアコンの冷房が効きづらい点に注意です。冷気は下に溜まるため、高い場所にあるベッドでは暑さを感じ寝苦しいことがあります。解決策として、扇風機やサーキュレーターを床から天井に向けるようにすると涼しい空気がベッドまで届きます。
また、昇り降り中に落下の危険性もありますので、足腰に問題がある方や高齢の方の使用はお勧めしません。
多機能家具の利用
収納機能やデスク機能を持つ多機能家具もありますので、ベッドやソファに設置スペースが必要であれば、机や収納など他の家具を省スペースにする手段もあります。
机で大掛かりな作業をしないのであれば、簡易的なデスクになる収納家具を選ぶことで机が不要になります。
最も一般的な多機能家具は引き出し付きのベッドです。収納力が高いベッドフレームを選んで、タンスやチェストなど他の収納家具を置かないことでスペースを節約する方法もあります。
こちらは大容量の収納が付いたベッドです。
知っておきたい狭い部屋でのレイアウト術
生活動線を意識した配置
家具を配置する際には、日頃自分がどのように動いているか意識しましょう。
キッチンやトイレ、ベランダなどよく出入りする場所の途中にベッドやソファを置いてしまうと、部屋内の移動が不便になります。スムーズに移動できる動線が確保できていれば、狭くて家具が多い部屋でも意外と快適に生活できます。
ソファの前にテーブルを置く場合は、移動の邪魔にならないコンパクトなものを選びましょう。
小さいテーブルでも十分という方であれば、センターテーブルではなくソファの横に置くサイドテーブルもオススメです。ソファの前を塞がないため、部屋の中を動く時の邪魔になりません。
狭い部屋こそ家具の選び方次第
狭い部屋でも省スペースな家具を活用することで、ベッドとソファを両方欲張ることは可能です。
また、家具の配置を工夫することで動線を確保すれば、多少家具が多い部屋でも快適に暮らすことができます。
部屋が狭いからと諦めず、自分のライフスタイルに合った理想の部屋づくりを目指しましょう!
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