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結婚を控えたカップル、結婚したての新婚夫婦の中には、2人暮らしの新居に置くベッドの選び方で悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一緒のベッドにするのか、ベッドを分けるのか、ベッドのサイズはどれくらいか、2人で寝るためのベッドを選ぶにあたっては悩むポイントがいろいろとあります。
そこで、この記事では、そんな新婚の方におすすめのベッドをご紹介するとともに、選ぶ際のポイントや、ベッドの特徴・予算の考え方も併せて解説します。
新婚夫婦の2人暮らしでは一緒に寝るべきか、別々に寝るべきか
生活には、食べることと同様、睡眠が欠かせません。そして、良く眠るためには、睡眠時間と同じくらい睡眠の質も重要です。
夫婦で熟睡できる環境を整えるためには、そもそも一緒のベッドに寝るか、別々のベッドに寝るかという判断をしなくてはなりません。
この際、考えておきたいポイントは、
- お互いの生活リズム
- 快適温度の違い
- 寝返りが打てるか
の3点です。この3つのポイントを詳細にご紹介していきます。
お互いの生活リズムが合うか?
寝室は1日の約3分の1を過ごす場所であり、2人が一緒にいる時間が最も長い空間と言えます。生活リズムが合うかどうかで、お互いの睡眠の質が決まります。
例えば、夫婦のどちらかに夜勤や早朝出勤・交代制勤務があると、就寝時間や起床時間がかみ合わなくなります。
一緒のベッドで寝ている場合、ベッドの出入りの振動や布団の移動で目が覚めてしまい、安眠が妨げられます。また、お互いに気を遣いあうことで、神経を研ぎ澄ませて寝ることになります。
このように、仕事の都合など、お互いの努力ではどうしようもできない生活のリズムのズレについては事前に話し合っておき、必要であれば別々のベッドで寝ることにしましょう。
快適な温度は人によって異なる
暑い、寒いといった快適温度は、男性・女性で異なります。
夏場のエアコンの温度設定や掛け布団の厚さ・枚数はお互いが快適に感じる温度を理解した上で決定しましょう。
どうしても快適な温度に差が出てくる場合は別々のベッドに寝ることで調整しましょう。
寝返りがうまく打てるかどうか
睡眠中にうまく寝返りが打てないことは長期的なストレスの原因となります。
相手や自分がよく寝返りを打つタイプかどうかを考慮に入れ、あまりにも寝返りが多い、寝相に癖がある、といった場合には別々のベッドで寝ることも視野に入れておきましょう。
新婚夫婦の2人暮らしにおすすめのベッドサイズとは
大きめサイズのベッドで一緒に寝るか、小さめサイズのベッドをつなげて寝るか。そして、何人で・どのような広さの部屋で寝るか、将来の生活スタイルも考えてベッドのサイズを決めていきましょう。
ベッドのサイズには複数種類がありますが、その中で新婚の方におすすめなのが、ダブルサイズかクイーンサイズ、シングルサイズを2つつなげる方法です。
1つのベッドに寝る場合はダブルベッドかクイーンベッド
2人で寝られるスペースを持つダブルベッド。幅は140㎝で、多くの新婚夫婦が購入するサイズです。
一緒に寝る場合はダブルサイズ以上が必須です。最近では、快適さを求める1人暮らしの方がダブルベッドを選ぶこともあり、コンパクトな新婚向けサイズと言えます。
そして、より広々としたベッドがクイーンベッドです。クイーンサイズの幅は160~180㎝で、お互いの睡眠を妨げることなく、ゆっくり休むことができます。
クイーンサイズはその広さに加えて、
- お互いが別々の掛け布団を使える
- 寝返りの振動が伝わりにくい
というメリットがあります。
シングルベッドを2台つなげる
別々に寝る場合は、シングルベッドの2台使いがおすすめです。シングルサイズの幅は90~100㎝なので、2台をつなげればクイーンベッドに匹敵する広さを確保できます。
相手に振動が伝わらないので、生活リズムが揃わなくても気兼ねなく休めますし、寝返りもスムーズに打てます。また、マットレスを分けられるので、好みの寝心地も追求できます。これなら、お互いの睡眠を確保し、日中のパフォーマンス向上も期待できます。
参考:マットレスの選び方
なお、つなげるとダブルベッドよりもスペースが必要になりますが、ツインとして利用する、将来のお子さん用とする、など活用の幅は広くなります。
新婚夫婦の2人暮らしにおすすめのベッドの種類
ベッドにはさまざまな種類がありますが、収納・日常の掃除のしやすさなど、夫婦の生活スタイルにマッチする種類を選ぶ必要があります。
ここでは新婚夫婦の2人暮らしにおすすめのベッドとして、
- 将来の子育てを考えたローベッド
- 収納を考えた跳ね上げ式ベッド
をご紹介します。
子供と一緒ならローベッド
新婚の方の場合、将来的に子供と一緒に寝ることを視野に入れている方もいらっしゃるはずです。
そんなときに重宝するがローベッドです。ローベッドは、ベッドの脚がなく、フロアにそのまま置くタイプのベッドフレームです。ベッドの高い・低いには、それぞれメリット・デメリットがありますが、子供と一緒に寝る場合は安全を優先しましょう。
ローベッドであれば、子供が転落して大けがをするリスクを抑えられます。足の取り外しができたり、角が丸かったりと、工夫されたベッドもおすすめです。
この他にも、ローベッドには、
- ベッドを面で支えるため安定感を得られる
- 高さを抑えられる分、室内に開放感を持てる
- 床から近いので、日本人の生活スタイルにマッチしやすい
- ベッド下にほこりが溜まりづらく、掃除がしやすい
というメリットがあります。通気性に配慮すれば、快適な睡眠をとれます。
収納が必要なら跳ね上げ式ベッド
部屋の広さや荷物の多さで頭を悩ませるのが、収納スペースの確保です。
ベッドは家具の中でも比較的大きなものなので、置き方1つ・種類1つで他の室内家具のレイアウトに影響を及ぼします。
そこで、「収納場所をもっと確保したい」という方におすすめなのが跳ね上げ式ベッドです。
跳ね上げ式ベッドは、床板と床の間のスペースを収納として利用できるベッドフレームです。収納部分を引き出すのではなく、ベッドの床板を上に跳ね上げることで、物の出し入れを行います。跳ね上げ式ベッドは上に開くため、壁付け配置でも収納物の出し入れができます。
開閉方向を選べる跳ね上げ式ベッドもあります。部屋のレイアウトや室内家具との兼ね合いで開閉方向を縦か横か選択できるのは嬉しいポイントです。
新婚夫婦の2人暮らしがベッドにかける予算の考え方
新婚生活に必要な家具はベッドに限りません。
新居で生活するためには、さまざまな家具・インテリアグッズ・家電を購入する必要があります。
生活に必要だと考える物を夫婦ですべて洗い出し、「必ず購入が必要な必需品」と「購入すると生活は便利になるが、必需品ではない物」の2種類に分けて優先順位をつけると、予算の配分がしやすくなります。
株式会社リクルートマーケティングパートナーズが行った「新生活準備調査 2016」によると、新婚夫婦のベッド購入費用の平均は14.8万円という結果でした。
あくまでアンケート回答者の平均値ですが、ベッド購入の際に参考にしてみてください。
まとめ
新婚夫婦におすすめのベッドを選ぶときのポイント、予算の考え方をご紹介しました。
「新婚生活でも心地よい眠りを確保したい」という方は、ぜひこの記事でご紹介した内容を参考にしてみてください。