夫婦で寝るのにおすすめのベッドとは?サイズ・タイプの違いも併せてご紹介

2019.12.09

夫婦で寝るベッドを選ぶ際には、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。

2人で一緒に寝るのか、それとも別々のベッドで寝るのか。

考え方は人それぞれですが、ここでは夫婦で寝る際のベッドのサイズとベッドのタイプの選び方をはじめ、ライフスタイルに合ったおすすめのベッドをご紹介します。

夫婦で一緒に寝るか、別々に寝るか

若いうち、特に新婚のうちは一緒に寝ることが多いですが、年齢を重ね、ライフステージが上がるにつれて別々のベッドで寝ることが増えていきます。

ここでは夫婦で一緒に寝る場合、また、別々に寝る場合におすすめのベッドサイズをご紹介します。

夫婦で寝るのにおすすめのベッドサイズとは?

男性の肩幅を45cm、女性の肩幅を40cmと想定すると夫婦で寝るのに適したベッドサイズを計算しやすくなります。

男性と女性の間を共有のスペースとすれば、各サイズのベッドの幅から男性と女性の肩幅の合計85cmを引いて3で割ったものが、男性、女性それぞれの脇のスペースということになります。

具体的なベッドサイズを想定しつつ、快適な寝心地について考えてみましょう。

◆2人用ベッドのスタンダード、ダブルベッド

ダブルベッドの横幅は140cmです。従って男性、女性の両脇には約18cmのスペースがあることになります。

ベッドを狭いと感じないようにするためには両脇に20cmのスペースが必要であるとされているため、ダブルベッドでは意外と狭く感じます。

2人用のベッドとしてダブルベッドを思い浮かべる人は多いですが、やや狭く感じる夫婦も多いサイズです。

◆2人でも広々使えるクイーンベッド

クイーンベッドの横幅は160cmです。クイーンの場合、男性、女性は両脇に25cmのスペースを持つことができます。20cmを越えているので、クイーンベッドを購入すればある程度広々と使うことができるでしょう。

しかし、男女の間のスペースを共有していることを考えるとそれほど広いスペースがあるわけではありません。

間のスペースも別々に考えれば、男女それぞれが使えるスペースは20cm以下になってしまうため、より快適に寝たい場合はキングサイズのベッドを購入しても良いでしょう。

◆セミダブルベッドやシングルベッドを2台使う方法も

セミダブルベッドやシングルベッドを2台使えば、より広々としたスペースを確保することができます。

セミダブルベッドの幅は120cm、シングルベッドの幅は100cmですから、2台並べるとそれぞれ240cm、200cmとなり、横幅160cmのクイーンベッドよりも広いスペースが確保されます。

場合によっては、すきまパッドやマットレスバンドなどで2台のベッドをくっつけることもできます。

2台使いには他にも利点があります。スペースが広いため、子どもが生まれた場合に子どもと添い寝することができるのです。

ライフステージが上がり、夫婦別々に寝ることになった場合も、2台使いであれば新しくベッドを買い替える必要がありません。

夫婦で寝るのにおすすめのベッドのタイプとは

ベッドにはさまざまなタイプがあります。

各タイプのベッドの特徴を理解して夫婦のライフスタイルに合ったベッドを選びましょう。

すのこベッド

すのこベッドとは、ベッドの床面がすのこ状になったベッドです。すのこのすきまから空気が逃げるので、ベッドの上のマットレスや布団にカビが生えにくく、夏に涼しいというメリットがあります。

折りたたみ式のすのこベッドは、起きている時にたためるため、その分スペースを確保することができます。また、たたんだベッドの上で布団を干すこともできます。

夏場に二人で寝るとかなり蒸し暑くなりますから、通気性のよいすのこベッドを選ぶといくらか暑さを和らげることができるでしょう。

ローベッド

マットレスを置く床面が低いベッドをローベッドと呼びます。ベッドの上に広い空間が広がるため圧迫感を減らすことができます。

ベッドが低いので子どもを寝かせるときでも安心です。ローベッドは作りが単純で部材が少ないため安く購入することができます。

一方、床面の下に収納がないので、収納について別の空間を確保する必要があります。

収納付きベッド

収納付きベッドとは、ベッドの下に引き出し付きの収納スペースがあるベッドのことです。

部屋が狭い、他に収納スペースが取れないといった場合に、ベッドの下に物を入れられる収納があるのは大変便利です。

引き出しを引き出せるスペースが必要となるため、あらかじめその想定をしてレイアウトしておく必要があります。

跳ね上げ式ベッド

跳ね上げ式ベッドとは床板をフタのように跳ね上げ、空いたスペースに物を収納できるベッドです。ベッドの面積全部を収納に使えるため、スーツケースをはじめとした大きなものを収納することができます。

引き出しによる収納と違って、ベッドの横にスペースを確保する必要もありません。ベッドを跳ね上げる部品が高価なために跳ね上げ式のベッドは高価になる傾向があります。

畳ベッド

床面が畳になっているベッドが畳ベッドです。畳ベッドの上に布団を敷けば、ベッドでありながら布団の寝ごこちを楽しむことができます。

畳ベッドは、布団の寝心地やい草の香りにこだわりがある場合に適したベッドと言えます。

まとめ

夫婦2人で寝る際のベッドを選ぶ方法と、おすすめのベッドをご紹介しました。

ダブルベッドは夫婦2人で寝るには意外に狭いものです。より広いスペースを確保したい場合はクイーンベッドやベッドを2台くっつける方法も視野に入れておくことをおすすめします。

ライフスタイルに応じて最も適したベッドを選び、夫婦2人で快適に眠りましょう。

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