あなたに合う折りたたみベッドはこれ!折りたたみベッドの特徴、種類、腰痛、選ぶ際のポイントをご紹介

2019.11.23

折りたたみベッドというと、省スペースになる反面たたむ手間やベッドフレームの音などが気になる方も多いのではないでしょうか。
しかし、限られた部屋のスペースを有効活用したり引っ越しのため持ち運びしやすいベッドにするため、折りたたみベッドを検討する方もいると思います。
この記事では、用途に合ったベッドを選択するために、折りたたみベッドのメリットやデメリット、ベッドフレームの種類の解説と、一人暮らしのベッドとして選ぶ際のポイントを合わせて紹介します。

折りたたみベッドのメリット・デメリット

ベッドといえば、据え置きで使うタイプを思い浮かべる方が多いと思います。しかし、据え置きタイプは設置すると場所をとってしまうというデメリットもあります。
ここでは、部屋の空きスペースを有効活用したいと考えている方に向けて、折りたたむことができるベッドを解説します。

折りたたみベッドとは

折りたたみベッドとは、ベッドフレームを折りたたむことができるベッドのことです。
通常のベッドと同じように使うことができ、ベッドの種類によってはリクライニング機能などが付いているものもあります。
使わないときは折りたたみ、立てて収納することができるため、部屋のスペースが広がる上、ホコリをため込みやすいベッド下も簡単に掃除ができるでしょう。
一方、動かしやすい反面、据え置きタイプに比べてフレームの強度は劣ります。マットレス付きのベッドの場合、マッドレスのみの交換が難しいのもデメリットの一つでしょう。

折りたたみベッドのメリットは折りたたんでコンパクトになる

折りたたむことができるベッドには、よくある据え置きタイプのベッドと比べてどのようなメリットがあるのでしょうか。

コンパクトに収納

折りたたみベッドの最大の特徴は、たたむことによりコンパクトに収納できることです。
ベッドフレームにもよりますが、スリムなものであれば40cmほどの厚みになるものもあり、立てて端に寄せることで部屋のスペースを広く使うことができます。

移動しやすく掃除しやすい

折りたたみベッドにはキャスターが付いているものが多いため、楽に移動することができます。
据え置きベッドだとホコリが溜まりやすいベッド下やすき間なども、簡単にベッドを動かして掃除ができ、換気もしやすいので、ホコリや湿気がこもりにくくなります。

組み立てやすく安価なものが多い

複雑な構造をしていないものが多いため、組み立てやすく、据え置きベッドと比べて安価になりやすいのも特徴の一つです。
組み立て不要で梱包から出したらすぐに使えるものもあり、設置に手間がかからなかったり、費用を抑えてベッドを確保したりすることが可能です。来客用としても人気があります。

折りたたみベッドのデメリットは寝心地がよくない

コンパクトになり移動しやすく安価な折りたたみベッドにも、デメリットはあります。購入前にデメリットを知ることで、いざ使うときに困らないようにしましょう。

強度が劣りきしみやすい

折りたたみベッドは、コンパクトにたたんで移動できるため、据え置きタイプと比べて華奢なものが多くなります。そのため、ベッドの強度や構造上の安全性が劣ってしまいます。
また、折りたたむ可動部分や軽量化されたフレームなどにより、ベッドフレームがきしんだり、寝心地がよくないものもあったりするため、ベッドを雑に扱うことや必要以上に衝撃を与えることは避けた方が無難でしょう。

デザインやサイズが限定される

折りたたみベッドはコンパクトで移動しやすいことが特徴の一つです。通常のベッドフレームのようにデザインやサイズの種類はあまり多くありません。
機能的であるゆえにシンプルなものが多く、インテリアデザインを求めるには物足りなさを感じることもあるでしょう。
コンパクトにするために大きいサイズをあまり取り扱っておらず、二人や体格がよい方には窮屈さや寝心地の悪さを感じることがあります。

マットレス一体型は交換ができないことも

折りたたみベッドに限らず、ベッドフレームとマットレスが一体型のベッドは、マットレスの交換ができません。
マットレスが破損したり、実際にベッドを使用した後に素材や固さ、寝心地の悪さに不満を持ったりしても、途中でマットレスのみの交換は難しいでしょう。
また、据え置きタイプのベッドと比べると、マットレスの種類や質も限られてしまいます。自分に合った最適なものを選択して購入する必要があります。

すのこベッドや折りたたみベッド・マットレスの種類

折りたたみベッドにメリット・デメリットがあることが分かりましたが、実際に選ぶときにはどのような折りたたみベッドがあるのでしょうか。ここでは、さまざまある折りたたみベッドの種類と特徴を解説します。

マットレス一体型の折りたたみベッドはリクライニング機能も

折りたたみベッドには、ベッドフレームに布団などを敷くタイプとマットレス一体型の2種類があります。
マットレス一体型とは、ベッドフレームにマットレスが装着されていて、広げたらすぐ使うことができるベッドのことです。

マットレスも、硬さのある高反発マットレス、身体にフィットする低反発マットレス、通気性に優れたメッシュ素材のマットレスなど、さまざまなタイプを選ぶことができます。
別に敷き布団などを準備する必要がなく、手軽に使えるのが魅力の一つで、折りたたみベッドの主流といってもいいでしょう。
リクライニング機能付きでカウチソファとして使えたり、折りたたんでソファにしたりとベッド以外の使い方ができるものもあります。

すのこの折りたたみベッドは通気性が良いが冬は寒いというデメリットも

ベッドフレームに布団などを敷くタイプには、床板部分に特徴があります。
床板がすのこになっている折りたたみベッドは、通気性のよさが最大の魅力です。折りたたんだ状態でも通気性がよいため、そのまま布団を干すこともできます。

一方、空間があり通気性がよいため寒さを感じやすいことや、床板の上に敷くものによってはクッション性が低くなることもあります。
寒さはラグなどでクッション性は敷き布団やマットレスの選び方で解消することができます。

畳の折りたたみベッドは布団に慣れた人におすすめ

床板が畳になっている折りたたみベッドは、すのこと違い弾力性があるため布団を敷くのに向いています。
畳には、い草の香りによるリラックス効果以外にも、「除湿」「消臭」「抗菌」などが期待できます。
昔ながらの畳の内部(畳床)は、圧縮したわらを使うためかなり重量がありますが、畳ベッドの畳には木材チップや発砲素材を使うことで軽量となっており、ウレタンを含ませることでクッション性が増します。

一方、摩擦により畳がすり減ったり、色あせたりすることがあります。畳表には摩擦や汚れに強い樹脂製のものもあるため、用途により選択をするといいでしょう。

ハイタイプは腰痛の方におすすめ

折りたたみベッドは、広げたときの高さを選ぶことができます。一般的な折りたたみベッドの高さはハイタイプがイメージされるのではないでしょうか。
ハイタイプとは脚が長くベッドの高さがあるタイプです。高さがある分ベッド下に空間ができ、折りたたまなくても掃除がしやすく通気性もあります。 ロータイプより機能が充実しているものも多く、機能が増えると重さが増します。

布団のようにしゃがまなくてもベッドに入ることができます。腰をかけてから横になったり立ち上がったりできるため年配者や腰を痛めている方にもおすすめです。

ロータイプは敷布団やマットレスにこだわる方におすすめ

ロータイプとは、脚がほとんどないタイプの折りたたむことができるベッドフレームやマットレスのことです。
脚が長くない分ハイタイプに比べて軽くてコンパクトになり、折りたたみ方も単純なものが多くなります。 どちらかといえば布団のように床に直接敷くことが多いタイプのため、広げたままにしておくと通気性が悪くなってしまいます。
折りたたむことで、広い空間と掃除のしやすさが確保できます。

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一人暮らしの折りたたみベッド選びと気になるデメリット・注意点

折りたたんでコンパクトに収納することができて、移動しやすく安価なものが多い折りたたみベッドは、一人暮らしのベッドとしても最適です。
ここでは、一人暮らしの方が折りたたみベッドを選ぶポイントを解説します。

一人暮らしの折りたたみベッドサイズ選び

一人暮らしで使う折りたたみベッドのサイズは、シングル、セミダブルがおすすめです。ベッドのサイズは体格などにより寝心地が異なるので、適切なサイズを選択しましょう。

一人暮らしの方がよく選ぶ定番のシングルベッドは、ベッド幅97cm長さ195cmになります。コンパクトのため、搬入や収納は楽ですが、小柄な方でないと少し窮屈さを感じてしまうでしょう。
ベッドの幅は、一般的に肩幅プラス30~40cm以上がよいとされていますが、一人用で特におすすめなのはベッド幅120cmのセミダブルベッドです。
23cm広がることで、問題なく寝返りができて寝心地がよくなります。

> 一人暮らしにおすすめのベッドと失敗しない選び方【予算も考える】

> ベッドの種類・特徴とサイズからおすすめ商品と一人暮らし部屋でのポイント

一人暮らしの折りたたみベッド選びは折りたたむ頻度と使い方

一人暮らしで折りたたみベッドを選ぶポイントについて考えていきましょう。

折りたたみやすさ・折りたたみ頻度

折りたたみベッドには、多機能や重さなどにより一人で折りたたむことが難しいベッドもあります。
スムーズにたためず、折りたたまないで使用するのであれば据え置きタイプを検討するのもよいでしょう。

収納場所

折りたたんだベッドを常に通気性の悪い場所に収納していると、カビの原因になることがあります。収納場所の通気性が悪い場合は、通気性のよい素材を選択するとよいでしょう。

サイズと耐久性

ベッドのサイズは、広げた状態だけでなく折りたたんだ状態のサイズも確認しておきましょう。
また、コンパクトなサイズばかりを求めると、耐久性が問題になることもあります。使用する側にとって十分な耐久性を備えているかも合わせて確認しましょう。

機能性

リクライニングやキャスター付き、ソファなど寝る用途以外にも求めている機能がある場合は、欲しい機能が付いているのかを確認しましょう。
リクライニング機能にもさまざまな種類があり、角度が固定されていたり細かく調整できたりするものがあります。
手動や電動もあるので、実際に使うことを想定した上で選択しましょう。

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まとめ

折りたたみベッドとは、ベッドフレームを折りたたむことができるベッドのことです。
折りたたむことにより、コンパクトに収納できて安価なものが多くあります。しかし、据え置きタイプに比べて、きしみやすかったり、デザインやサイズが限定されていたりします。
折りたたみベッドには、マットレスと一体型しているものとベッドフレームに布団やマットレスを敷くタイプの2種類があり、高さもハイタイプとロータイプがあるので用途に合わせて選択しましょう。

コンパクトに収納でき、移動しやすく安価なものが多い折りたたみベッドは、一人暮らしのベッドとしても最適です。
選ぶ際は折りたたみやすさや頻度、機能性以外にも、折りたたんだときの収納先やサイズ、耐久性なども確認しておきましょう。

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