脚付きマットレスとは?メリット・デメリットや選び方まで幅広くご紹介

2019.11.24

部屋のレイアウトを考える際、シンプルですっきりとした見た目をした、脚付きマットレスの購入を検討する方も多いのではないでしょうか。 脚付きマットレスには、見た目のスタイリッシュさをはじめ、多くのメリットがあります。 この記事では、脚付きマットレスの特徴や選び方、おすすめの脚付きマットレスをご紹介します。

脚付きマットレスとは

脚付きマットレスとはその名のとおり、マットレスに脚が直接付いたタイプのベッドです。 ベッドフレームがなく、ヘッドボードもないため、通常のベッドよりもコンパクトで、見た目のスタイリッシュさはさることながら、できるだけ幅をとらないベッドを探している方や、子供部屋に置くベッドを探している方にも人気のベッドです。 シングルだけでなく、セミダブルやダブルなどサイズ展開も豊富で、用途に合わせてさまざまな種類から選ぶことができます。 また、単独ではダブルより大きなサイズはあまりないものの、ベッドを2台並べて使うことで、クイーンベッドや、キングベッド相当の大きさのベッドとしても使うことができます。

脚付きマットレスのメリットとデメリット

脚付きマットレスは、なんといってもそのコンパクトさが魅力ですが、他にも多くの人に選ばれる理由があります。一方、購入する前に知っておきたいデメリットもあります。ここからはメリットとデメリットをそれぞれ解説します。

脚付きマットレスのメリット

脚付きマットレスの主なメリットとして、コンパクトであること、組み立てや取り扱いが容易なこと、比較的安価なものが多いことが挙げられます。

コンパクトで省スペースになる

脚付きマットレスは最もコンパクトなベッドタイプなので、他のベッドに比べてスペースを取りません。一人暮らし向けのワンルームや、子供部屋などの狭い部屋には最適なベッドです。 一般的なシングルベッドのマットレスのサイズは幅97cm×長さ195cmですが、脚付きマットレスであれば、これにベッドフレームやヘッドボードの分を加えて考える必要がありません。 さらにコンパクトさを求めるなら、セミシングルサイズのような、幅が狭いタイプやショートタイプのベッドを選ぶこともできます。また、ベッドフレームがない分、高さもあまりないため、圧迫感を感じづらいというメリットもあります。

組み立てや取り扱いが楽

通常のベッドであれば、自力で組み立てるのに、ベッドフレームのパーツが全て揃っているかを確認するところから始めなければならず、その大変さから、専門業者に頼むことを検討する人も少なくありません。 しかし、脚付きマットレスなら、マットレスの下に4本の脚を差し込むだけで組み立てが完了するため、組み立て作業が苦手な人でも簡単にベッドを完成させることができます。 また、組み立てた後の取り扱いが楽な点も魅力の一つです。フレームがない分、一般的なベッドよりも軽量で、さほど力がない方でも簡単に移動させることができます。また、キルトパッドやシーツの交換も容易です。

比較的価格が安い

脚付きマットレスはフレームがない分、一般的なベッドよりも比較的安く購入できます。 ベッドを安く抑えることで他の家具を購入したり、ベッド自体のグレードやサイズを上げたりすることも可能です。

脚付きマットレスのデメリット

通常のベッドであれば、マットレスの表裏を変えることで、凹みや偏りを解消することができますが、脚付きマットレスの場合はそれができません。  こういった所から、脚付きマットレスの寿命は、通常のマットレスより少し短くなります、頭側・脚側をローテーションする事で通常より長くお使い頂くことができます。
参考:【マットレスの選び方】腰痛にならない硬さや弾力性など選び方のポイントや基礎知識を徹底 解説

脚付きマットレスの選び方

一口に脚付きマットレスと言ってもさまざまな種類があります。ここでは選ぶ際の観点として「構造」と「寝心地」の2つをご紹介します。

構造で選ぶ

脚付きマットレスは構造の違いから、一体型、分割型、折りたたみ型の3つに分類することができます。ここからは、それぞれの特徴を解説します。

寝心地のいい「一体型」

寝心地のよさを求めるなら「一体型」を選びましょう。 一体型はその名のとおり、ベッド全体が一体となっているタイプです。 マットレスの継ぎ目が気にならないため、快適な寝心地を得ることができます。事前に置きたい場所まで搬入できるかどうか、搬入経路を細かく確認することが重要です。

移動が簡単で汎用性の高い「分割型」

前後に分割可能な「分割型」を選べば、搬入時のトラブルが少なくなります。マンションのエレベーターが狭い場合や、置きたい部屋までの動線に障害物がある場合でも安心です。 また、就寝時以外にソファとして使いたい場合にも、半分だけ使ったり離して使ったりと、使い方のバリエーションが広がります。 ただし、2つのマットレスを組み合わせて使う以上、境目を完全になくすことはできないため、寝心地を重視する方にはおすすめできません。キルトパッドなどを敷くことで多少の調整はできますが、一体型と比べれば寝心地は劣ります。

継ぎ目が目立たない「折りたたみ式」

利便性と寝心地のどちらも譲れないという方には、「折りたたみ式」をおすすめします。 使わない時や、移動時には簡単に半分に折ることができるうえ、完全には分割されないため、境目もさほど気になりません。他の代表的なタイプである「一体型」と「分割型」の美味しいとこ取りが、この折りたたみ式です。

寝心地で選ぶ

自分の寝心地の好みを明確にすることで、最適な脚付きマットレスを選ぶこともできます。 ここでは、代表的なコイルの種類である、「ボンネルコイル」と「ポケットコイル」をご紹介します。

リーズナブルで程よい固さのボンネルコイル

ボンネルコイルのマットレスは、硬めの寝心地が特徴です。 螺旋状のコイルが繋がっているため、局所的に沈みづらく、「面」で身体を支えます。通気性、耐久性ともに高く、価格も比較的お手頃です。

身体を点で支えるポケットコイル

ポケットコイルのマットレスは、身体のラインにフィットするような柔らかめの寝心地が特徴です。 一つ一つのコイルが独立しているため、身体の重みを適度に分散し、理想的な身体のラインを保ってくれます。 ただし、通気性はあまり良くないため、定期的なメンテナンスを心がけましょう。ボンネルコイルに比べると、価格も比較的高い傾向にあります。

おすすめの脚付きマットレスのタイプ

数ある脚付きマットレスの中でも、特におすすめしたいタイプとして、

  1. 詰め物とコイルのバランスが良いもの
  2. 収納スペースを確保できる脚長のもの

の2つをご紹介します。

詰め物とコイルのバランスが良いとへたらず長持ちする

メンテナンスの難しさから、比較的寿命が短いとされる脚付きマットレスですが、詰め物とコイルのバランスが良ければ、長い期間でも快適に使い続けることができます。 安さばかりを求めると、コイルの数が少なかったり、詰め物の密度が低かったりする可能性があり、これらはへたりに直結します。手頃な脚付きマットレスであっても、ある程度長持ちさせたいと考えるなら、見た目やサイズと同じくらい、マットレスの中身にも気を配りましょう。

脚長タイプならベッド下の収納スペースを確保できる

脚の長いタイプを選べば、ベッド下のデッドスペースを有効に活用することができます。 一般的なシングルベッドのサイズはおよそ1m×2mですので、これだけあれば、かなり大きなもの、長さがあるものでも収納することができます。引き出しがない分、収納方法にも制限はありません。

まとめ

脚付きマットレスのメリット・デメリットや選び方、そしておすすめ脚付きマットレス3選をご紹介しました。数あるベッドの中でも、人気の高い脚付きマットレス。 特徴や選び方のポイントを心得て、ご自身にぴったりの脚付きマットレスを選んでください。

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