収納付きベッドの種類や、メリット・デメリットをご紹介!

2019.11.22

「収納したい物がたくさんあるのに、部屋の収納スペースが足りない…」、こんな悩みを抱えてはいないでしょうか。

そんな方におすすめしたいのが収納付きベッドです。

収納付きベッドを使えば、部屋の空間を有効に活用し、収納する場所を増やすことができます。この記事では、収納付きベッドの概要や種類、収納付きベッドの選び方をご紹介します。

収納付きベッドとは

収納付きベッドは、ベッドフレームに収納機能が付いたものを指します。

収納付きベッドを使用することで、本来はデッドスペースとなるベッド下の空間を有効活用でき、普段使用しないスーツケースや、季節によって使わない布団、衣服などを目に付かない場所に収納できます。

また、ベッド下に隙間が少ないため、ホコリが溜まりづらいという特徴もあります。

収納付きベッドの種類

収納付きベッドには大きく分けて

  1. 引き出し付き収納ベッド
  2. ガス圧式跳ね上げ収納ベッド
  3. チェストベッド

の3種類があります。以下では、この3種類について、それぞれの特徴とメリット・デメリットをご紹介します。

特徴を押さえ、自分にぴったりの収納付きベッドを探しましょう。

引き出し付き収納ベッド

価格が値ごろな、最も一般的な収納付きベッドです。

ベッド側面に、多くの場合2つから3つほどの引き出しが設置されており、季節物の衣服やベッドリネン、布団を収納しておくのに最適です。

・引き出し付き収納ベッドのメリット

引き出しの出し入れだけで簡単に操作できるので、収納の都度マットレスや布団をどかす必要がありません。

また、広く普及したスタイルであるため、デザインや色も豊富で、高い確率で自分の好きなベッドに出会えます。

・引き出し付き収納ベッドのデメリット

床板を支えるための仕切りが入っているため、縦に長い物を収納することはできません。

また、引き出しを引き出すスペースを確保する必要があるため、部屋のレイアウトにも工夫が必要です。

ガス圧式跳ね上げ収納ベッド

床板とマットレスがダンパーで持ち上がるタイプです。開閉もスムーズなので、女性や高齢者でも簡単に扱うことができます。

・ガス圧式跳ね上げベッドのメリット

ベッド下の全てを収納スペースとして活用できます。

普段使わない大きな物や、レジャー用品を収納したい方におすすめです。全ての収納物を上から一目で確認できるので、どこに何が入っているかも一目瞭然です。

また、引き出しタイプは引き出すスペースの確保が必要ですが、ガス圧式跳ね上げベッドは、ベッドの周囲にスペースを空けておく必要がありません。

・ガス圧式跳ね上げベッドのデメリット

ベッドを跳ね上げるための部品が高価なので、他の収納付きベッドよりも価格が高くなる傾向があります。

また、跳ね上げ部分の金具の設置がやや複雑であるため、自力での組立が困難な場合もあり、設置時は有償での組立を依頼することになります。

さらに、販売されているガス圧式跳ね上げベッドのほとんどがマットレスとセットなので、マットレスにこだわりのある方には向いていません。その他、使用頻度の高い物の収納には向いていないというデメリットもあります。

チェストベッド

チェストベッドは、ベッドとチェストの機能が一体になったタイプのベッドです。

ベッド下に引き出し収納が2段、引き出しの数にして5~6杯が付いています。

・チェストベッドのメリット

収納力が最大の魅力です。チェストベッドがあれば、他に多くの収納家具を買わなくても良いでしょう。

引き出しの反対側には長さのある物を収納することもできます。引き出しのタイプも浅型、深型とバリエーションに富んでいます。

・チェストベッドのデメリット

ベッド下に2段分の収納力がある分、ベッドに高さが出るため、部屋に置くと圧迫感を感じることがあります。

また、特に子供が使用する場合には、転落時に怪我をする恐れがあるので、ベッドガードを併用するのがおすすめです。その他、収納力を重視している分、デザイン性に欠けたベッドが多いため、お気に入りを見つけるのが難しい可能性があります。

収納付きベッドの選び方

実際に収納付きベッドを選ぶ際にはいくつか気をつけたい点があります。収納付きベッドのタイプ別に注意点をご紹介します。

収納付きベッド全般

収納付き以外のベッドにも言えることですが、使用する人数やその人の好みを明確にしてから、サイズとマットレスを選びましょう。狭すぎる、硬すぎる、柔らかすぎるといったことは、寝心地に直接的に影響します。

また、大きすぎるベッドは部屋の置き場所に困るだけでなく、そもそも搬入できないといったトラブルも起こり得ます。

さらに、収納付きベッドのベッド下は湿気が溜まりやすい構造になっています。収納時の工夫だけでなく、すのこタイプの床板や、ボックス構造の収納付きベッドを選ぶことでも、過度な湿気を防ぐことができます。

引き出し付き収納ベッド

あらかじめ、部屋での設置場所を決めた上で、引き出しを引き出しても問題なく使えるサイズのものを選ぶ必要があります。

ガス圧式跳ね上げ収納ベッド

ベッドによって跳ね上げの方向が異なるため、部屋のレイアウトを決めてからベッドを選ぶことが重要です。また、組立設置を依頼するのか、自力で実施するのかも検討しつつ購入しましょう。

チェストベッド

引き出し付き収納ベッドと同じく、ベッド回りに引き出しを引き出せるスペースを確保できるか、事前に確認することが必要です。

また、収納スペースが2段になっている分、ベッドに高さがでてしまうので、設置する部屋やマットレスの厚みによっては予想以上の圧迫感を感じる場合があります。

部屋のどの位置に設置するか、ベッドの高さがどの程度までなら許容できるか、事前にシミュレーションした上でサイズを測って購入しましょう。

まとめ

収納付きベッドの特徴やメリット・デメリット、そして選び方のポイントをご紹介しました。

収納付きベッドを使うことで、部屋をすっきりと快適な空間にすることができ、部屋全体のレイアウトの自由度も上がります。

今回ご紹介した内容を参考に、ご自身に合った収納付きベッドを探してみてください。

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