自分にぴったりのベッドフレームを選ぼう!おすすめのベッドフレームをご紹介

2019.12.07

ベッドフレームと一口で言っても、機能やデザイン、素材など、その種類は様々です。

自分に合ったベッドフレームを見つけるにあたって、何を基準に選べばよいのか悩むこともあるかと思います。

この記事では、ベッドフレームの選び方のポイントと、おすすめのベッドフレームをご紹介します。

ベッドフレームの選び方

マットレスと同様に、ベッドフレームにも多くの種類があります。事前に検討せず、ネットや路面店に足を運ぶと、自分に合わないベッドフレームを選んでしまい、後悔することになりかねません。

ベッドフレームは睡眠の質だけでなく、生活の質そのものを左右する大きな買い物です。間違った選択をしないよう、ベッドフレームの一般的な選び方について知っておきましょう。

ベッドフレームの選び方として、機能、サイズ、デザインや素材という3つの観点をご紹介します。

【機能別】おすすめのベッドフレーム

ベッドの設置スペースを有効に活用したり、ベッド以外の機能を持たせたりと、ベッドフレームには便利な機能を持ったものが沢山あります。

ここでは代表的な6つのベッドについて、特徴、メリットとデメリットを解説します。

  1. ローベッド
  2. 収納式ベッド
  3. 跳ね上げ式ベッド
  4. すのこベッド
  5. 折り畳み式ベッド
  6. 2段ベッド

ローベッド

ローベッドは部屋に圧迫感を与えないのが特徴です。ベッド高が低い分、厚みのあるマットレスを合わせてもベッド高が高くなりすぎないので、寝起きをしやすいというメリットがあります。

デメリットとしては、ベッド下にスペースが少なく、物を収納しづらいという点が挙げられます。

収納式ベッド

収納ベッドは、ベッド下を収納スペースとして活用できるタイプのベッドです。

引き出しが2つ3つ付いているものや、チェストとしての機能を持つものもあります。

ベッドスペースを有効活用し、部屋をすっきりと片付けられることがメリットです。デザインや価格帯が豊富で、予算に合わせて好みのベッドを見つけられます。

収納スペースがある分ベッド高が高くなってしまうため、設置する部屋や、使用するマットレスによっては、部屋に圧迫感を与えてしまうのがデメリットです。

跳ね上げ式ベッド

床板とマットレスがダンパーで持ち上がるタイプです。開閉もスムーズなので、女性でも簡単に操作することができます。

ベッド下の全てを収納スペースとして活用できるので、大きなものやレジャー用品を収納することができます。

また、上から全ての収納品を一目で確認できるので、収納したものを探すのも容易です。ベッドの周囲に引き出しを分のスペースを空けておく必要がないことも特徴です。

すのこベッド

すのこベッドの底面には、間隔を空けて板が敷かれており、通気性が良いことが特徴です。湿気がこもらず、マットレスにカビが発生するのを防いでくれます。

なお、通気性の良さのおかげで、夏は涼しく眠れるもの、冬は少し寒く感じる場合があります。構造上カビが発生しづらいというのも嬉しいメリットです。

折り畳み式ベッド

折り畳み式ベッドは、折りたたんで、立てた状態で収納することができるベッドです。中にはリクライニング機能付きのものや、電動タイプ付きのものがあり、用途に応じて選ぶことができます。

なお、折り畳み式ベッドは作りが簡易であるため、通常のマットレスタイプに比べると寝心地は劣ります。

2段ベッド

2段ベッドとは、ベッドが上下に連結されているタイプのベッドです。はしごか階段を利用して上段へと上がります。

2段ベッドであれば、ベッド1台分のスペースに2台のベッドを設置することができるので、スペースを最大限有効に活用できます。

また、上下セパレートタイプのものであれば、場合によっては分離して、シングルベッドとして使用できます。ただし、高さがある分、圧迫感があること、上段で寝る人は寝返りや寝起きの際に揺れを感じることがデメリットです。

【サイズ別】おすすめのベッドフレーム

ベッドの長さは基本的にどれも195cmですが、幅には様々な種類があります。ここでは一般的なベッドのサイズと適した使用人数をご紹介します。

1人での使用に適したベッド

1人の使用に適したベッドサイズは、セミシングル、シングル、セミダブルです。各サイズの幅と特徴をご紹介します。

・セミシングル(スモール)

幅は約80-90cmです。

女性や子供におすすめのサイズです。省スペースで設置できるので、ベッドスペースを十分に確保できない部屋に最適です。脚付きマットレスや折り畳み式ベッドでの展開が多いサイズです。

・シングル

幅は約100cmです。

1人用のベッドとして最も一般的なサイズなので、様々な価格帯と種類のベッドがあります。

・セミダブル

幅は約120cmです。

ゆとりを持って寝返りを打ちたい方におすすめです。人気のサイズであるため、シングルと同じように種類は豊富ですが、価格はやや高めです。

家族での使用に適したベッド

家族で使用するならダブル以上がおすすめです。各サイズの幅と特徴をご紹介します。

・ダブル

幅は約140cmです。

2人で寝るのに調度良いサイズですが、寝る人の体格によっては少し窮屈に感じる場合があります。

・クイーン

幅は約160cmです。

2人でもゆったりと寝ることができます。6畳~7畳のスペースがあれば設置可能です。

・キング

幅は約200cmで、シングルベッドを2台合わせたサイズです。

親子3人で寝ることが可能です。設置には8畳以上の広さがおすすめです。搬入経路の確認をしてから購入しましょう。

同居人の増加が予想される場合に適したベッド

同居人が増加する可能性がある場合、キングサイズ以上をおすすめします。

しかし、初めから大きいサイズのベッドを1台買ってしまうと、余計なスペースを要してしまうだけでなく、ライフスタイルに合わせてベッドの使い方を変えることができません。

一方、分割が可能な連結ベッドであれば、臨機応変に使い方を変えることができます。ここでは連結ベッドの組み合わせサイズ例についてご紹介します。

・セミダブル×セミダブル

幅は約240cmで、ワイドキングと同じサイズになります。

3~4人で寝ることができます。分割後は1人用のベッドとして利用できます。

・シングル×シングル×シングル

幅は約300cmです。

3~6人の家族が寝ることができます。子供の成長後は、夫婦や子供のベッドとして分割して使用することができます。

【デザイン・素材別】おすすめのヘッドボード

ヘッドボードにも多くの種類があります。ここでは、デザインと素材という2つの観点からご紹介します。

デザイン

ヘッドボードのデザインによって、ベッドの印象はがらりと変わります。便利な機能を持ったものもあるので、検討する際の参考にしてください。

・ヘッドレス

ヘッドボードが無い分、ベッドの長さが短くなります。

ヘッドボード分の高さもないので、ベッドの存在感を出さずに、部屋をすっきりと見せることができます。また、シンプルな作りで価格が安いのも特徴です。

ただし、目覚まし時計や携帯電話などを置く場所がないので、別途ナイトテーブルを用意する必要があります。また、頭側を壁に設置していない状態で使用すると、枕が落ちてしまう場合もあります。

・シンプル

棚などの機能がない、パネルタイプのシンプルなヘッドボードです。

傾斜や曲線タイプのものであれば、パネルを背もたれにして脚を伸ばして寛ぐことができます。価格も棚付きよりはリーズナブルです。ただし、小物類を置くスペースがないので、必要に応じてナイトテーブルなどを用意しましょう。

・棚あり

目覚まし時計や眼鏡などの小物類を置ける棚が付いているヘッドボードです。

棚の厚みの分だけベッドの全長が長くなってしまいますが、別途ナイトテーブルを用意する必要がないので、部屋全体をすっきりと見せることができます。

コンセント付きのタイプであれば、枕元で携帯を充電したり、好みの照明器具を置いたりすることができ、インテリアの自由度が上がります。ただし、ヘッドレスタイプやシンプルなパネルタイプより、価格は高くなります。

・棚・照明付き

ヘッドボードに棚に加え、照明の機能を備えたものです。

就寝前に読書をする方には嬉しい機能です。ベッドと照明に一体感があるので、部屋全体がすっきりとまとまります。ただし、ベッドの背面からコンセントが出ているので、ベッドの配置によってはコンセントがうまく隠れないことがあります。

素材

ベッドフレームに使われる素材は様々です。

基本的にはベッドフレームに使われる素材がベッドの床板にも使用されるので、素材ごとの特徴を理解して選ぶことが重要です。

・天然木

パイン材、ヒノキ、桐、杉、タモ材などが使用されます。シンプルなつくりのものが多く、部屋のインテリアにも合わせやすいのが特徴です。

耐久性が高い一方、その他の素材のものより、価格は高い傾向にあります。

・突板

突板とは、およそ0.2mmにスライスした薄い木のシートを、ベニヤなどの板に張り付けたものです。安価な価格で木の風合いを楽しむことができ、軽くて扱いやすいという特徴があります。

・プリント

MDF(繊維板)や合板にプリント紙を貼りつけたもので、デザイン性に優れたものが多いのが特徴です。ベッド内に空洞を作るため、軽量化されています。ベッドに用いられる主流の素材です。

・レザー

高級感を演出することができます。クッション性が高く、ヘッドボードを背もたれにして座れば、まるでソファのような座り心地を得られます。ヘッドボードにリクライニング機能があるものもあります。

・ファブリック

温かみと上質な質感が魅力です。木製やレザーに比べるとカラーバリエーションが豊富です。ただし、汚れてしまうと洗うことができないため、扱いには注意が必要です。

・スチール

スチールは木よりも軽く、移動や組立も楽に行えます。シンプルなデザインのものが多く、ヘッドボードの機能性はあまり期待できません。

まとめ

ベッドフレームを選ぶポイントとして、機能、サイズ、デザインや素材という3つの観点をご紹介しました。ベッドフレームには、実に多様な種類があることをおわかりいただけたかと思います。

今回ご紹介した内容を参考に、ご自身に合ったベッドフレームを探してみてください。

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