ベッドフレームの選び方とフレームのデザイン・素材の紹介

2019.12.14

睡眠は私たちの健康と深い関わりがあります。
すっきりとした目覚めや一日を元気に過ごすために、睡眠の質をよくしたいと考える人も多いのではないでしょうか。 よい睡眠のためには、自分にあった寝具が大切です。
ベッドを選ぶときは、一日の疲れをとれるように体がリラックスできるものを選択しましょう。

ここでは、自分にあったリラックスできるベッドを選ぶために、ベッドサイズやベッドフレーム、マットレスの解説とおすすめの商品を紹介します。

ベッド選びはサイズから決めよう!一人暮らし・夫婦向けベッドフレームを紹介

ベッドにはシングルサイズからダブルサイズのベッド、キングサイズのベッドなど大きさや、木製・収納などの機能、さまざまなモデルがあります。サイズ選びで注意したいポイントをみていきましょう。

一人暮らしにおすすめのサイズはシングル~セミダブル

一人暮らしでベッドを選ぶとき、シングルサイズのベッドを選択することが多いと思います。しかし、ベッドサイズを選ぶときは、自分の体形と合っていることが重要です。
一般的なシングルサイズは、幅97cm×長さ195cmで、ワンサイズ大きいセミダブルサイズは幅120cm×長さ195cmになります。
小柄な方であれば、部屋がベッドで圧迫されないシングルのベッドフレームがいいでしょう。
大柄な方や寝返りを打てるスペースを十分に確保したい場合は、シングルベッドだと手狭に感じてしまいます。
ベッドでリラックスしたいのであれば、セミダブルサイズのベッドフレームがおすすめです。

夫婦や二人用におすすめのベッドサイズはダブル以上

二人用のベッドだと、ダブルサイズ・クイーンサイズのベッドを選択する人が多いと思います。ダブルベッドサイズは幅140cm×長さ195cmになります。
クイーンサイズは幅160cm×長さ195cmになり、シングルサイズより一回り小さいセミシングルサイズを二つ並べたサイズと同じくらいです。二人で使用してもストレスなく使えます。
十分に余裕を持たせたいのであれば、幅180cm×長さ195cmのキングサイズなどのシングルベッドを2台並べて使用するのもいいですが、大きなベッドは部屋を圧迫してしまいます。

部屋の大きさに合うものを選ぶ

いくら寝心地がよいサイズのベッドフレームでも、部屋を圧迫しては生活する上で困ってしまいます。
理想とするベッドサイズの候補が決まったら、部屋のどこにベッドを配置するかシミュレーションしてみましょう。

簡単でよいので図にしてみると、生活する上での導線が確保されているか、他の家具家電を置くことができるか、家具や家電は使いやすいかなど生活しやすいか部屋か確認ができます。
余裕のあるベッドサイズが好ましいとはいえ、部屋の大きさとのバランスも重要になるでしょう。

部屋に運ぶことができるか確認する

大型家具であるベッドは、配送後の搬入経路の確保も考えなくてはいけません。
注文購入したお店や配送会社によって搬入できるかの条件は異なりますが、気をつけたいポイントは大きく分けて2箇所あります。
一つ目は玄関です。配送された荷物をドアから搬入するためには、ドアの幅とドア前にある廊下の幅の合計が、ベッドの幅以上必要になります。特にマンションやアパートは注意しましょう。
二つ目は階段とエレベーターです。搬入する部屋が2階以上の場合、エレベーター内に入るサイズか階段の幅や天井、踊り場の奥行きがマットレスの幅以上必要になります。
天井が低いと搬入する際のマットレスの方向が変わり、必要になるスペースが増えます。
また、当日になって搬入経路が確保できないことがわかると、吊り上げ搬入で別途費用や時間がかかることや商品がキャンセルになってしまう可能性もあります。
ベッドフレームは組み立て式でも、マットレスはそのままのサイズのことが多いので、購入前に必ず搬入経路を確認しておきましょう。

ベッドサイズの選択に迷ったらこちらの記事も参考にしてください。> ベッドサイズの種類は体格・使用人数・部屋に合ったサイズを選ぼう

ベッド選びはベッドフレームよりマットレスを先に選ぶ

ベッドを選ぶとき、ベッドフレームとマットレスのどちらから選べばいいでしょうか。大きな家具のため、デザインや木の風合いナチュラル色やその他のマットな色、木製などの素材を重視してベッドフレームから選ぶ人も多いと思います。

ベッドとマットレスの予算配分は、マットレスを多めにする

ベッドの多くはベッドフレームとマットレスが別で構成されていて、フレームとマットレスはそれぞれ役割があります。
ベッドフレームとは、マットレスを抜いたベッドの枠組みのことです。人やマットレスが乗ってもベッド本体を安定して支えてくれます。
一方マットレスは、人が寝たときに体にかかる圧力を分散させてくれます。マットレスに寝ころんだとき、肩や腰など部分的に負荷がかからないようにして、心地よく眠れるサポートをしてくれます。
そのため、予算配分で迷ったら、直接体にかかる負担を和らげてくれるマットレスの予算を多めに設定するといいでしょう。

ベッド選びで腰痛の人はマットレスに注目

腰に痛みを感じる人は、寝ているときに腰への負担が軽減されるようなマットレスを選ぶのがおすすめです。
中でも、寝ているときに体を支えてくれる「マットの種類」と「マットレスの硬さ」に注目しましょう。

マットの種類はさまざまありますが、腰痛の人におすすめなのはより体にフィットする「ポケットコイルマットレス」と体の浮き沈みを防いで寝返りの打ちやすい「高反発のウレタン樹脂」です。
また、柔らかいマットレスは体を包み込むような心地よさがありますが、柔らかすぎると沈み込み、寝返りも打ちにくくなります。
硬めのマットレスは寝返りがしやすいですが、硬すぎると体にかかる圧力が分散できず痛みにつながることもあります。腰痛の人には、ほどよい硬さのマットレスが適しているといえるでしょう。

マットレスの選び方に迷ったらこちらの記事も参考にしてください。

> 【マットレスの選び方】腰痛にならない硬さや弾力性など選び方のポイントや基礎知識を徹底 解説

当店おすすめのマットレスはこちら
当店オリジナルのおすすめマットレスをご紹介しております。

ベッドによる腰痛の原因や対策、選び方に迷ったら、こちらの記事も参考にしてください。

> 【ベッドと腰痛】原因と対策、マットレスの選び方、応急処置について解説

当店おすすめのベッドフレームはこちら
当店オリジナルのおすすめベッドフレームをご紹介しております。

ベッドフレームの選び方とおすすめ商品を種類(すのこなど)から紹介

マットレスの種類が決まったらベッド選びましょう。ベッドフレームは多種多様で、それぞれ特徴があります。

ベッドの種類一覧

ベッドフレームには、様々なスタイルに合わした収納付きやロフト、ソファ、折りたたみ式、木製などさまざまな機能や種類があります。代表的なベッドフレームを特徴ごとに分けてみました。

シンプル機能性デザイン性特徴的
すのこベッド収納付きベッドソファベッドローベッド電動式ベッド
脚付きマットレス跳ね上げ式ベッド折りたたみ式ベッド欧風ベッド畳ベッド
 ロフトベッド宮付きベッド ロフトベッド

ここでは、ベッドフレームとマットレスが別になっているベッドフレームについて紹介します。

寝る環境にこだわりたい!シンプル重視のベッド

●通気性がよく組み立てやすい「すのこベッド」

マットレスを乗せる床板がすのこになっていて、通気性に優れているベッドフレームです。
床板がすのこ+脚付き、ロータイプ、折りたたみ式などさまざまなタイプがあり、シンプルな構造のため簡単に組み立てられます。

> 天然木パイン材 ヘッドボード付きすのこベッド/メッツァ【metsa】
> 天然木パイン材 すのこベッドフレーム/シャルル【Charles】

●「ローベッド・フロアベッド」で開放的なお洒落な空間を演出

床からの高さが低いベッドでお洒落でスタイリッシュなものが多く、足が短くてベッドの高さが低いタイプと床板を直接床に敷きマットレスをはめ込むタイプのベッドがあります。
また、高さがないので小さな子供と一緒に寝ても安心です。
使われるパーツが少ないため組立も簡単で、価格が抑えられているものが多くあります。

> ヘッドボード付き 北欧風ローベッド/ローグ【LAG】

機能性も重視したい!多機能ベッド

●収納が豊富な「引き出し収納付きベッド」

ベッドの下に引き出しがあり、ベッド下のスペースを有効活用できるベッドです。
手軽に出し入れができるので人気があり、デザインやカラー、サイズ、価格帯も幅広くあるため自分好みのベッドを選ぶことができるでしょう。
収納が足りない場合にとても活躍するベッドフレームです。引出し収納~床下収納までモデルも豊富です。

> ヘッドボード付き 引出し収納ベッド/エミー【EMMY】
> 大容量収納 チェストベッド/オムニア【OMNIA】
 

●大容量の収納ができる「跳ね上げ式ベッド」

跳ね上げ式ベッドとは、床板の下全てが収納になっているベッドのことで、床板を跳ね上げて使用します。
ガス圧式のため、力を強くかけなくても簡単に開け閉めすることができ、旅行バッグなどの大きい荷物も入れることができるでしょう。

●おしゃれで便利な宮付きヘッドボードベッド

ベッドのヘッドボードに物が置けるように棚や引き出しなどがあるベッドのことです。
時計や眼鏡、本などを枕元に置け、コンセントがあればスマートフォンの充電なども行えます。インテリアを楽しむ方や、就寝前や起床時にベッドでくつろぎたい人におすすめです。

> パイン材の棚付きすのこベッド/メッツァ キャビネット2【metsa cabinet2】
> 宮付きフロアベッド ローベッド /ロニー【Lonnie】

デザインやこだわりも持ちたい!個性派ベッド

●ロマンチックなデザインの欧風ベッド

「アイアンベッド」「姫系ベッド」とも呼ばれ、鉄やパイプなどを使った華奢な作りが特徴のベッドフレームです。

比較的安価で、床板がすのこやメッシュ状のため通気性がよくなっています。素材によって軽くて組み立てやすいものもあります。デザイン性に優れたものが多くあり、ロマンチィックなデザインを好む方にもおすすめです。

他のベッドフレームが知りたくなったら、こちらの記事を参考にしてください。

> ベッドの種類・特徴とサイズからおすすめ商品と一人暮らし部屋でのポイント

まとめ

睡眠の質を上げ、心地よい眠りを求めるのであれば、ベッドサイズはゆったりできる大きさがいいでしょう。
一人暮らしであればセミダブル、夫婦であればクイーンサイズがおすすめです。しかし、搬入経路が確保できるか、部屋に対して大きすぎないかなどの確認は重要になります。
ベッドフレームとマットレスの予算分配に迷ったら、マットレスを優先してください。特に腰痛を持っている人は、腰に負荷がかからないマットレスおすすめです。
ベッドフレームは多種多様ですが、シンプルや機能性、個性派など、優先したいことを考えた上で、自分のお気に入りのベッドを見つけてください。

USER GUIDEお買い物ガイド

カコムで安心してお買い物をしていただく為に
是非ご一読下さい。

GROUP COMPANYグループ会社リンク