女性用マットレスを選ぶときのポイントとおすすめ3選

2020.09.04

「ベッドのマットレスを寝心地のいいものにしたい!」と考えている方の中には、「女性に合うのはどんなマットレス?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

マットレスに女性用、男性用があるわけではありませんが、例えば、体重や体型によっておすすめの硬さなどは違ってきます。

また、女性の1人暮らしでは、持ち運びが楽な軽いもの、折りたためるものなどのニーズもあるでしょう。夫婦の場合は、「夫の寝返りが気にならないマットレスが欲しい」という方もいます。

ここでは、女性向きのマットレスを選ぶときに大切にしたいポイントや、女性1人で運べるマットレスの重さ、腰痛が気になる場合の選び方などについて解説します。

女性におすすめのマットレス3選も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

女性のマットレスの選び方は硬さがポイント

女性に合うマットレスの選び方として、この記事では女性の体格的な特徴に注目して、「硬さ」「運びやすさ」「腰痛」の観点から、ポイントを紹介します。

一般的なマットレス選びについては、以下の記事を参考にしてください。

> 【マットレスの選び方】腰痛にならない硬さや弾力性など選び方のポイントや基礎知識を徹底解説

女性におすすめのマットレスの硬さはやや柔らかめ

マットレスを選ぶ観点は、硬さ、弾力性(反発性)、厚み、サイズ、品質(耐久性)などありますが、この中で、最も重要なポイントが硬さです。

マットレスには、「体にかかる圧力を分散させ、体への負担を軽減する」という役割があります。

人間の体は、緩やかにカーブしているため、マットレスが硬すぎると、体の出っ張った部分に圧力が集中して、体が痛くなったり、血流が悪くなったりします。

逆に、マットレスが柔らかすぎると、腰が沈み込み、寝返りがしにくかったり、寝返りの際に余計な体力を使ったりします。

女性は、男性に比べて体重が軽い方が多く、筋肉量も少ない傾向にあります。曲線的な体で、男性よりも体の凹凸部分が多いのも特徴です。

これらを考慮すると、女性におすすめなのは、体の凹凸部に沿ってフィットし、しっかり体圧分散してくれる柔らかめのマットレスです。

また、女性は筋肉量が少ない方が多いため、寝返りをしっかりサポートしてくれる弾力性が強い高反発マットレスを選ぶといいでしょう。

柔らかめといっても、柔らかすぎると腰が沈んで腰痛になる可能性もあります。硬さには好みもあり、今まで布団に寝ていた方など硬めが好みの方もいるので、購入前には寝心地や体の沈み具合をよく確認してください。

マットレスを女性が1人で運ぶことは可能?軽量・三つ折りもおすすめ

マットレスを長く使うためには、定期的に上下を逆にしたり、表裏を変えたりした方がいいと聞いたことはありませんか?

マットレスにはさまざまな厚みがありますが、1人暮らしの女性の場合、「どれくらいの重さなら1人で動かせるのか?」「収納できる軽いマットレスはあるのか?」など、持ち運びに関する悩みも多いのではないでしょうか。

マットレスの重さは素材や厚みによって異なり、シングルサイズで約6kg〜25kgと幅があります。

一般的には、約10kgまでなら女性1人でも持ち上げられます。

15kg〜20kgになると持ち上げるのは難しいものの、移動やマットレスの向きを変えるなどは可能です。

それ以上の場合は、誰か他の人の手を借りた方がいいでしょう。

部屋を広く使うために、押し入れに収納したり、部屋に立てかけたりしたい場合は、折りたためるタイプの軽量マットレスがおすすめです。

折りたたみ式マットレスには、2つ折りから5つ折りまで種類があります。布団のように押し入れに収納もでき、3つ折り以上のものは、商品によってはソファに変形できるタイプもあります。

通信販売などでマットレスを購入する場合で、1人での設置が不安なときは、配送員による組立設置サービスのあるサイトを利用すると安心です。

腰痛もちの女性には高反発のマットレスがおすすめ

筋肉量の少ない女性には、寝返りしやすい高反発マットレスがいいと紹介しましたが、腰痛で悩んでいる場合はなおさら、低反発ではなく、高反発マットレスをおすすめします。

仰向けの姿勢で寝たとき、主に、頭・背中・腰・足に強く圧力がかかります。

そのうち、最も負担がかかるのが腰です。

腰への負担を緩和するには、立っているときと同じS字姿勢が保てるように、背骨のカーブに沿って適度に沈み、寝返りもサポートしてくれるマットレスを選ぶ必要があります。

柔らかすぎて弾力性のないマットレスに寝ると、体が沈み込んでS字が保てないばかりか、寝返りもしにくく、腰への負担が増加します。

逆に、寝たときに体との間に隙間ができるほど硬すぎるマットレスは、寝返りはしやすくても、腰はもちろん、体のあちこちに圧力がかかって痛くなってしまいます。

一般的に、弾力性が強いマットレスを「高反発」、跳ね返す力が弱いマットレスを「低反発」と呼び、高反発マットレスは、理想的な姿勢を維持しやすく、腰痛や肩こりに悩む人におすすめだといわれています。

一方、腰痛がなく、柔らかい寝心地を好む方には、低反発マットレスがいいでしょう。

女性のマットレスのサイズはシングルより大きいのもアリ

「1人暮らしだからマットレスはシングル」「夫婦だからダブルサイズ」という先入観を持っていませんか?

マットレスにはさまざまサイズがあります。

よく知られているのは、「シングルサイズ/幅約97cm・大人1人用」「セミダブルサイズ/幅約120cm・大人1人用」「ダブルサイズ/幅約140cm・大人2人用」「クイーンサイズ/幅約160cm・大人2人用」などです。

サイズごとに目安はありますが、1人暮らしだから「シングル1択」という先入観は捨てましょう。

「手足を伸ばしてゆったり寝たいからダブルサイズ」という選択もアリで、大切なのは、自分に合ったサイズ、快適な寝心地を得られるサイズを選ぶことです。

また、部屋の広さの関係で、できるだけ小さいサイズが欲しいという方には、幅約80cmのスモールセミシングル、幅約90cmのセミシングルサイズもおすすめです。

マットレスの種類と特徴

マットレスには、主にウレタンでできたもの、弾力性のあるコイルを使ったものなど素材ごとにさまざまな種類があります。

ここでは、一般的な「ボンネルコイルマットレス」「ポケットコイルマットレス」「ウレタンマットレス」の特徴を紹介します。

ボンネルコイルマットレス

マットレス内部にコイルが使われているものを「コイルマットレス」といい、大きく分けて「ボンネルコイル」と「ポケットコイル」の2種類があります。

ボンネルコイルマットレスは、一つ一つらせん状に巻いたコイルが連結した作りになっているのが大きな特徴です。コイル同士がつながっているため、体全体をサポートし、寝返りも打ちやすいマットレスです。

一方で、コイルが連結しているため、横揺れを感じやすいというデメリットがあります。

夫婦でダブルサイズやキングサイズを使用する場合は、寝返りの振動が隣で寝ている人に伝わりやすい点に注意が必要です。

ポケットコイルマットレス

ポケットコイルマットレスは、らせん状に巻いたコイルが一つ一つ円筒形の袋に入れられ、全体にすき間なく並べられた作りになっています。

ボンネルコイルマットレスと異なり、コイルが連結しておらず、独立しているのが特徴です。

そのため、コイルが体のそれぞれの部位に合わせて適度に沈み、体圧を分散してくれます。

コイルが独立していて横揺れが小さい点もメリットといえ、隣で寝ている人の寝返りも伝わりにくいため、夫婦やカップルで使用するのにもおすすめです。

一方で、ボンネルコイルマットレスに比べ価格設定が高めというデメリットもあります。

コイルマットレスは、もともと耐久性と通気性に優れており、ポケットコイルマットレスは、コイルの数が多いほど体圧分散に優れ、耐久性も高いとされています。

シングルサイズの場合、平均的なコイル数は450個前後です。購入する際はスペック紹介の箇所でコイル数をよく確認することをおすすめします。

ウレタンマットレス

ウレタン素材で作られたウレタンマットレスは、体全体を包み込む高いフィット感とコストパフォーマンスに優れています。

「高反発」と「低反発」の2種類がありので、購入する際はどちらが自分に合っているかよく確認しましょう。

「高反発ウレタンマットレス」は、指で押してもすぐに元に戻るなど、弾力性に優れた点が特徴です。

体が沈み込みすぎず、腰に負担をかけることなく寝返りを打つことができます。

長時間使用しても劣化しにくく、三つ折りなど女性1人でも持ち運びしやすいタイプのものが多く販売されています。

「低反発ウレタンマットレス」は、仰向きでも横向きでも圧迫感なく、包み込まれるような柔らかい寝心地が特徴です。

跳ね返す力が弱いため、寝返りが打ちづらく、同じ姿勢で寝続けると肩こりや腰痛の原因になる場合もあります。

女性用マットレスのおすすめランキング

女性に向いたマットレスについて紹介してきましたが、自分に合うマットレスのイメージがつかめたでしょうか。

ここからは、当サイト「cacom」のマットレスの中から、ランキング形式で女性におすすめのマットレスを紹介します。

> 当サイト「cacom」

①柔らかめのポケットコイルマットレス『3Dメッシュ』

日本の湿気対策におすすめ!
5面メッシュ構造の通気性に優れた呼吸するマットレス。
コストパフォーマンスにもこだわった価格モデルです。
詰め物には密度の高いウレタンを使用しており、通常の物よりも反発力・耐久力が勝ります。

●ポケットコイルとは
点で支えるポケットコイルマットレスは重力のかかった部分だけが沈み込み、
立っている時の自然な姿勢を保てるのが特徴です。

ポケットコイル入門におすすめのマットレスです。

> 3D メッシュ

三つ折りウレタンマットレス【コムズ】

いつでもどこでもベッドのように使える
コンパクトな三つ折りタイプのウレタンマットレスです。

ソファとしてスツールとして
お好みでスタイルが選べます。

使わない時は家具の隙間や
押し入れにも収納できる嬉しいサイズ感で
一人暮らしのせまいお部屋や
いざという時の防災用にもおすすめです。

ネイビーとホワイトの2カラーからお選びください。

> 三つ折りウレタンマットレス【コムズ】

③圧倒的なポケットコイル数で快適な寝心地『ナノテックエクセレント』

点で支えるポケットコイルマットレスは重力のかかった
部分だけが沈み込み、立っている時の自然な姿勢を
保てるのが特徴です。
こちらのモデルは、コンパクトに巻いたミニコイル
(ナノテックコイル)を採用する事で、圧倒的なコイル数で
しなやかな体圧分散を実現しました。
硬さが異なるコイルで7ゾーン構造(+エッジサポート)で、
繊細な究極のラインサポートをしてくれます。

>ナノテックエクセレント

まとめ

女性の体格的な特徴に注目して、「硬さ」「運びやすさ」「腰痛」の観点から、女性に合うマットレスの選び方を紹介しました。

  1. 女性は、男性に比べて体重が軽く、体の凹凸部分が多いため、体の凹凸部に沿ってフィットし、しっかり体圧分散してくれる柔らかめのマットレスがおすすめ
  2. 女性は筋肉量が少ない方が多いため、寝返りをしっかりサポートしてくれる高反発マットレスを選ぶとよい
  3. 一般的には、約10kgまでのマットレスなら女性1人でも持ち上げられる。15kg〜20kgのものは、移動や向きを変えるなどは可能
  4. 収納する場合は、三つ折りタイプがおすすめ
  5. 高反発マットレスは、理想的な姿勢を維持しやすく、腰痛や肩こりに悩む人にもおすすめ
  6. 先入観を捨て、自分に合ったサイズ、快適な寝心地を得られるサイズを選ぶことが大切

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