ライフスタイルに合った連結ベッドを選ぶ!メリット・デメリット、サイズ別の活用方法をご紹介

2019.11.18

ベッドを購入する際、将来の家族構成や、ライフスタイルの変化も視野に入れて、連結ベッドの購入を検討されることもあるかと思います。

この記事では、連結ベッドの特徴と、メリット・デメリット、サイズ別の活用方法、おすすめの連結ベッドをご紹介します。

連結ベッドとは

連結ベッドとは、ベッドを2台以上連結できるベッドのことです。

ファミリーベッド、もしくはジョイントベッドとも呼ばれています。横幅が広く、家族が川の字になって寝ることができます。

2台をただ並べてくっつけているのではなく、連結用のパーツでしっかりと繋いでいるため、ベッドがずれにくく、安定感があります。

家族の将来を考えたお得なベッド

連結部分を解除して、2台のベッドに分割すれば、部屋の間取りやライフスタイルの変化に合わせて、子供のベッドや、夫婦のベッドとしても使うことができます。

初めからキングサイズのような大きなサイズのベッドを買ってしまうと、子供の成長に合わせて、使い方を変えていくことが難しくなります。

しかし、連結ベッドなら、ライフスタイルに合わせて使い方を変えていくことができます。子供と寝ることを想定して作られているものが多いので、高さの低いロータイプの種類が豊富です。

豊富な連結パターン

異なるサイズのベッドを連結できるのも、連結ベッドの魅力の一つです。

家族みんながベッドに川の字で寝るとなると、かなり広いベッドの横幅が必要です。連結パターン別に適した活用法をご紹介します。

・シングル×シングル×シングル(幅300cm)

連結ベッドで一番大きなサイズです。最大家族6人で寝ることができます。
子供の成長後は、それぞれ夫婦のベッドや子供のベッドとして使用することが可能です。

・セミシングル×セミシングル(幅160cm)

通常のシングルサイズの幅が約100cmであるのに対し、セミシングルは幅が約80~90cmです。
省スペースで設置できるので、シングル2台のスペースを確保できない場合に、おすすめの組み合わせです。
セミシングル2台の組み合わせは、クイーンサイズと同等の幅になります。大人2人、もしくは大人2人と幼児1人までの組み合わせが最適です。

・シングル×セミシングル(幅180cm)

シングルとセミシングルを組み合わせると、キングベッドと同じ、幅180cmになります。
子供が小さいうちは、大人2人と子供1人で問題なく寝られます。

連結ベッドのメリット・デメリット

連結ベッドを使用することのメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。
連結ベッドの購入にあたっては、良い面と悪い面をよく比較した上で購入を検討されるのがおすすめです。

連結ベッドを使用するメリット

連結ベッドを使用する主なメリットとして、

  1. 金具で固定されており安全
  2. 長期間使うことができる
  3. レイアウトが自由自在

の3点をご紹介します。

・金具で固定されており安全

ベッド同士が金具で固定されているため、単にベッドを2台並べて使うよりも、安全に使うことができます。
金具で連結部分がしっかりと固定されているので、フレームがずれてしまう心配がありません。
例え子供がベッドではしゃいでも、ベッドがずれた隙間に、足を挟んで怪我をする恐れがありません。

・長期間使うことができる

家族の成長や、ライフスタイルの変化に合わせて使用方法を変えられるのは、連結ベッドの最大のメリットです。
子供が小さいうちは、ベッドを連結して家族みんなで寝ることができ、子供が一人部屋に移る頃に連結を解くことで、子供用のベッドと、夫婦用のベッドとして引き続き使うことができます。
ベッドは大きい家具ですし、決して安い買い物ではないので、長い期間使用できることは、経済的にも嬉しいメリットです。

・レイアウトが自由自在

大きいサイズのベッドだと、レイアウト方法がどうしても限られてしまいます。
しかし、連結ベッドであれば、分割することも可能であるため、レイアウトの幅がぐっと広がります。元々連結して使用していたものを、分割して2台の間にナイトテーブルを置いたり、頭同士をくっつけるように置いたりと、アイデア次第でいくらでも配置を変えられます。
大きいサイズのベッドに比べ、搬入も簡単にできるので、設置する場所を変えたい場合にも、簡単に対応できます。

連結ベッドを使用するデメリット

連結ベッドの主なデメリットとして、

  1. フロアタイプは注意が必要
  2. 金具を失くすと面倒

という2点が挙げられます。

・フロアタイプは注意が必要

フロアタイプには、

  1. ベッドとマットレスの隙間ができやすい
  2. 湿気が溜まりやすい

というデメリットがあります。

・ベッドとマットレスの隙間ができやすい

フロアタイプは箱型のフレームの中にマットレスを落とし込む仕様です。

そのため、ベッドフレームの大きさに合うマットレスでないと、ベッドフレームとマットレスとの間に隙間や溝ができてしまいます。ベッドフレームに合ったサイズのマットレスを購入するか、ベッドフレームに隙間ができないよう、構造上の工夫が施されているものを購入しましょう。

万が一隙間ができてしまった場合は、隙間パッドやタオルを挟むことで対策が可能です。

・湿気が溜まりやすい

フロアタイプ最大の弱点が、床とマットレスとの間に湿気が溜まりやすいことです。

床とマットレスとの間に隙間が少ない上に、フレームにマットレスが囲われているため、どうしても通気性が悪くなってしまいます。マットレスに風を通し、定期的にメンテナンスを行ったり、除湿剤を置いたりすることで対策ができます。

・金具を失くすと面倒

初めから金具を使って連結して使用していれば、金具を紛失する心配はありません。

しかし、ライフスタイルの変化に伴い、途中から連結して使用したくなった場合、連結金具を失くしてしまっていると、連結できないという事態に陥ります。

専用パーツしか使えない場合、紛失してしまうと特注で作り直しが必要となり、思わぬ出費を強いられる可能性もあります。連結金具の保管には、細心の注意を払いましょう。

ライフスタイルの変化に応じた連結&分割タイミング

具体的にどのようなタイミングで連結と分割を行えば良いのか、ここではいくつかの例をご紹介します。

子供が大きくなった場合

子供が小学校に入学したり、中学生になったりしたタイミングで、子供部屋を設ける方が多いです。

子供が大きくなった後は、連結したままの状態で広々と使用しても良いですし、分割してベッドの間にナイトテーブルを置き、寝室のレイアウトを楽しむこともできます。

もちろん、1台を子供部屋に移動し、子供用のベッドとして活用することもできます。

夫婦、別の寝室にベッドを置きたい

夫婦間の就寝時間が違ったり、空調の好みが違ったりする場合も、連結ベッドを分割するタイミングの1つです。

繋がったままで使用していると、音を立てないように静かにする必要があったり、自分にとって適切な空調でなく熟睡できなかったりと、不自由に感じる可能性があります。

連結ベッドであれば、こういった不自由さを感じた際に、すぐに夫婦別室で寝ることが可能です。大きいベッドと比べると、運ぶ作業も簡単に行えるので、家族で協力してベッドを移動させることができます。

連結ベッド向きのベッドタイプ

連結ベッドにもさまざまなタイプがあります。ここでは代表的な3つのベッドタイプをご紹介します。

子供が落ちても安心なロータイプベッド

すのこベッドは湿気の多い日本の気候に適したベッドです。

ベッド自体が通気性の良い作りになっているので、特に神経質にメンテナンスをしなくとも、湿気がこもらずカビが発生しにくいという特徴があります。

機能的な子供用3WAYベッド

分割してシングルベッド2台、連結してキングベッドとして、さらに2段ベッドとして使用できる3WAYの連結ベッドもあります。

このタイプであれば、家族が増えた際にも柔軟に対応ができます。

まとめ

連結ベッドの特徴や、メリット・デメリット、サイズ別の活用方法をご紹介しました。連結ベッドは、サイズの組み合わせや、アイデア次第で長期間活用できるベッドです。

今回ご紹介した内容を参考に、家族のライフスタイルに合わせ、長く使える連結ベッドを探してみてください。

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